【ミニバンブームとミニバンのシート構造の変化について】
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<ニーズの変化>
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見て分かるようにとてもそのままでは車中泊できるようなシート形状で無いのがよく分かる。実際のセールスポイントになるには車中泊ニーズはあまりにもニッチすぎるのか?はたまた車中泊する人は本当に居ないのか?などと思ってしまうほどにメーカーサイドは、車のシートのフラット構造を捨ててきている。その背景には、ミニバンのファミリーカー化とかくメーカーの主力商品化が上げられる。その結果今のミニバンブームが起こっているとも言えるのではないか?
特に最近のミニバンブームでは車中泊しない人のでもミニバンに乗り換えるといったニーズの変化が考えられる。特に現在の主要ミニバンの走りと言えるヴォクシー・ノア(走りはステップワゴンでしょなんて方がいると思いますが・・・)現在の他のミニバンのシート構造を比較してみると、まさしくブームを作ったといえるであろう。今まで独走態勢であったステップワゴンに待ったをかけたのは、まさにシート構造の変化以外の何者でも無いと思う。
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→ 写真は2003年のヴォクシーです。
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←2004年ステップワゴンです。 |
最後のと言うべき現在のミニバンブームの前に先頭に立って走ったステップワゴンです。見て分かるのですが、ほとんどフラットでしかも1〜3列目までフラットに出来ます。(現行のミニバンで1〜3列目まで同時にフラットに出来る車はありません)しかも両サイドまできっちりシート幅がありなんと言ってもこの広い快適空間は、なんとも車中泊の鏡とも言うべき車ではないか?大人4人でも寝れそう!!ちなみにこの頃のシート幅や四角く大きな空間は→片側スライドドアの特徴である。どちらかというとミニバンと言うよりはミニワゴンかな?私もこの車の徹底ぶりは好きでした。
こちらの車のオーナー様はこの広い空間となんとも広い車中泊ベッドが好きで最後のモデルチェンジ前にこの車を買ったそうです。
しかしながら2005年に出たNewステップワゴンにはこの車にある特徴は皆無と言うほどの違った車になってしまった。このことからもミニバンにおけるニーズは完全に変化してしまったものと思われる。 |
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この車の後に出たヴォクシー・新ノア⇒新ステップワゴン⇒新セレナといった具合にミニバンブームが起こったと言えよう。
現在のミニバンブームを語るのにシート構造の変化は重要ですので以下で簡単に説明いたします。
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<現行シートアレンジの主流(フルフラット構造)>
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| 現在のフルフラット構造を採用している車のシート構造は、ほとんどの車種・メーカーで例外なく上図のように畳み込めるように設計するためシートの背中部分のピボットが、従来型よりも高い位置に設置されています。(右図参照)そのためフラット時には、どうしてもピボットによる段差ができてしまいます。 |
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2列目シートを跳ね上げたとき、3列目シートはサイドに跳ね上げるのですが、従来のシート構造ではヘッドレストを取り、フラットにした状態で跳ね上げるのが一般的でした。しかし最近では3列目シートも2列目同様にシートを畳み込んだ上で、サイドに跳ね上げる構造に変化しているようです。上図のように、フラットにしてから跳ね上げる構造だった従来型シートの場合、現在の跳ね上げタイプよりフラット時にはより平らになったのですが、跳ね上げるためにはシートについているヘッドレストを、どうしても取る必要がありました。(私も以前セレナに乗っていましたが、普段あまり使わないサードシートは常に跳ね上げたままでしたので、サードシートのヘッドレストはよく行方不明になっていました・・・・)
そこで、ヘッドレストをはずさずに跳ね上げできるこの構造に変化しているようです。大きく見て手間を少なく、出来るだけワンタッチにするシート構造に変化しているようです。
※現在三列目シートのシート構造には、大きく分けて跳ね上げタイプと足元に沈めるタイプと2通りのタイプがありますが、ミニバンのような比較的大きな車は跳ね上げ構造が主流です。足元に沈めるタイプですとフルフラットに出来ない車が多くあります。 |
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